またもや無理心中での事件が発生しました。
最近、無理心中のニュースが多い中で今回も老人夫婦による無理心中が発生し
なぜ最近、無理心中が多いのか調査していました。
事件の詳細を調べてきました。
事件の概要
29日午前9時ごろ、兵庫県姫路市豊富町豊富の民家で、この家に住む男性(78)と女性(73)が首をつっているのを家族(46)が見つけ、110番した。 姫路署によると、2人は夫婦とみられる。男性は民家のはりに、女性はベッドのフレームに、それぞれロープのようなものをくくりつけていた。同署が経緯や死因を調べている。
事件は29日午前9時ごろに家族(46)が男性(78)と女性(73)の遺体を発見警察に連絡があり
駆けつけた所、母親と父親が亡くなっていたとの事です。
警察は無理心中した疑いで事件を調査しているとの事ですがなぜ、最近は無理心中が
多くなっているのでしょうか?
今回は年齢を考える辺り介護が必要だったために体力やお金の面で
限界を感じ自殺したのかもしれませんね。
一家心中に至るまでに相談等は出来なかったのでしょうか?
もしかすると家族にも介護に関して相談はしていたものの行政や介護施設からは
コロナの影響で自宅で介護出来る範囲と判断されていたのかもしれません。
老老介護… 民生委員さんとの連携が取れてなかったのか ヘルパーさんやデイサービスの
利用してなかったのかもしれません。
ヘルパーさんやデイサービス利用するの苦手な方や金銭的に利用できなかったのかはわかりませんが
家族もそれをすすめてたのか疑問視があるのと遺体を発見しびっくりしたと思います。
もし旦那や妻が動けるのであれば介護は必要ありませんし
介護されるほどとなれば認知症や寝たきりの為、介護しないといけませんが
旦那も年齢で介護できる体力と気力、感情的にも限界が来ていたのでしょう。
遺書もないことから突発的に抑え込んでいた感情が爆発したのでしょう。
現状、日本の問題として年金問題や老人増加による介護問題、介護士不足がありますが
すべてお金に直結しています。
国がどう考えているか不明ですがこの様な問題を解決しない限り一家心中の問題はなくならない
と思います。
被害者のプロフィール
名前:不明
年齢:78
職業:無職
死因:自殺
名前:不明
年齢:73
職業:無職
死因:自殺
事件現場
兵庫県姫路市豊富町豊富は田舎よりなので近隣住民と密にコミュニケーションが
取れそうではありますが今回の介護疲れの相談等を出来る人はいなかったのでしょうか?
行政や介護社に連絡していれば状況は変わっていたのかもしれませんが
行政や介護社に連絡して介護を断られたのであれば問題かと思われます。
老人による無理心中が多い理由
住み慣れた家が「介護殺人」を生む? 在宅介護が抱える問題とは?
家計負担、精神的な負担、そして肉体的な疲労…。厳しい在宅介護の実情が殺人を引き起こす引き金にも
介護殺人のほとんどが、「在宅介護」の元で起こっていることが分かっています。
政府の方針は在宅介護体制の推進一辺倒ですが、現状の在宅介護システムが(机上の空論でなく)大きく改善されない限り、家族の負担は軽減せず、「介護殺人」もなくならないのではないでしょうか。
現在の介護保険制度では、家族が献身的に介護を続けたところで報酬はありません。家族への給付は悪用が懸念されるという建前で、実際のところ支払う財源がないのは皆さん知るところでしょう。
しかし、在宅介護は予想以上にお金がかかるものです。早朝や深夜を含む1日の介護料、おむつ代、入浴サービス料、バリアフリー改装費など、すべて公的の介護サービスを利用したらとんでもない額になります。それを無償で行わなければなりません。一部だけ介護保険サービスを利用するにしても、在宅サービスはヘルパーや医師、看護師が自宅を訪れるとあって、施設サービスに比べて基本的に割高です。
また、未だに家族の介護は他人には任せられないという考えを持つ介護者も多く、介護保険サービスを利用しない家庭も少なくありません。こうして介護者の負担が大きくなれば、場合によっては離職に追い込まれることも。そうすれば生活は立ち行かなくなり、将来を悲観してしまうのも無理のない話でしょう。
この様に在宅介護が原因で一家心中に至っているケースが多いようですね。
今回の事件も介護が必要な妻と家計負担、精神的な負担、そして肉体的な疲労が積もった
旦那が長年連れ添った妻の命を殺め、自身は自殺したケースかと考えられます。
これから先も現状の介護問題が解決されない限りはこの様な悲惨な事件は繰り返し
行われるでしょう。
1件でもこの様な事件が少なくなるように国や行政はもっと国民の事を考え対策を
行いより良い国にして頂きたいものですね。
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